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旭化成建材 杭打ちデータ偽装

   

横浜市都筑区の大型マンションが傾いた問題が大きく報じられています。
ずさんな杭打ち工事を行った旭化成建材と親会社の旭化成が、
記者会見を開き、社長が涙ながらに謝罪しました。
過去に手掛けた物件においてもデータ偽装がある可能性も
認めています。

問題となっている大型マンションの売り主は三井不動産レジデンシャルで、
その元請けは三井住友建設、その下が日立ハイテクノロジーズ、
さらにその下請けが旭化成建材ということで、
もっと下には無名の建築関連企業がありそうです。

杭打ちは地面の中の硬い層まで伸ばす必要があるようですが、
杭の長さが足りていなかったようです。
その言い訳としては、杭を作り直すと工期が1ヶ月伸びることから、
データを偽装することで対応したということでした。

しかし、杭は継ぎ足しが可能だという専門家もいます。
もし継ぎ足せないとしたら、何十メートルもあるコンクリート杭を
どのように運ぶのかとも言っておりました。

結局のところ、余計な予算を使いたくないために
杭を短くしたというのが一般的な考え方なのでしょう。

問題のマンションを購入した人にとっては、とんだ災難でしたが、
このような話はごく自然にあるように思われます。
利益を追求する企業にとっては、見えない部分で予算を使わないことは
当たり前だからです。

小さな話かもしれませんが、無農薬野菜として販売していても
バッチリ農薬を使っているなんて普通の話です。
国産和牛使用をうたい文句にしたしゃぶしゃぶ店で、アメリカ産の牛肉を
使うのも当たり前にあります。

近所のたい焼き屋では、「北海道産の小豆を使っています」と書かれた
看板が立っている横に、堂々と「中国産」と書かれた小豆の袋が
置いてありました。

基本的に、見えない部分はわからないものなのです。

そういう意味では、今回の旭化成建材は、
「何でバレちゃったんだよー」と思っているのかも知れません。



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